適応障害克服|自分と向き合う5ステップ

思うこと。

わたしは2021年5月、33歳の時に適応障害になりました。

総合職OLとして多忙な会社員生活。

やりがいや目指すキャリアを見失い、理想とかけ離れた働き方となっていたことが原因です。

それでも今は、適応障害を克服し、穏やかな心で再度自分の人生を歩めるようになりました。

わたしと同じように苦しんでいる方、きっと、いると思います。

自身の経験をもとに、適応障害との向き合い方自分との向き合い方について5ステップでお話しさせてください。

「人生が間違った方向に進んでいるサイン」だと気づく

適応障害は、人生において間違った方向に進んでいるサインです。

自分の理想と異なる生き方をしていたり、自分らしく生きられていなかったり。

そういう「自然じゃない」生き方をしていると、いつかきっと自分が壊れてしまいます。

きっと神様が、わたしたちが正しい道に戻れるよう、守ってくれようとしているサインなんです。

正しい人生を歩むきっかけ。

そう考えると、今の状況を少し冷静に、前向きに捉えられる気がしませんか。

ありのままの自分を認めてあげる

適応障害になる人は心が弱い?

忍耐力が足りない?

ストレス耐性がない?

とんでもないことです。

じゃあ誰か、この複雑な時代の生き方教えてよって感じじゃないですか(笑)

(高校くらいの必修科目にしてほしい)

今まで通用したことが通用しなくなって。

社会やビジネスのかたちもどんどん変わって。

人間関係もますます複雑になってる。

その変化に必死でしがみついて。

ついていこうとわたしたちみんな頑張ってる。

トライ&エラーを繰り返しながら、手探りで挑戦している。

それって本当にすごいことだし、それだけでもうノーベル賞だと思ってる。

あなたが頑張っていること、わたし知ってます。

だから、あなたもぜひ、自分の頑張りを認めて、ほめて、ぎゅっと抱きしめてあげてくださいね。

立ち止まる。前に進もうとしない

適応障害で苦しんでいる人は、きっと、これまですごーく頑張って、たくさんガマンしてきた人だと思います。

自分を犠牲にして、立ち止まることなく、守るべきものを守り続けてきた人だと思います。

わたしたち、十分頑張りました。

一度、立ち止まっても大丈夫です^^

立ち止まって、自分の人生を見直す絶好のチャンス。

まずは、何も考えず、何もしない時間。

心と脳みそを休ませてあげる^^

心と脳みそに空白ができれば。

わたしたち自身それぞれのタイミングで、新しいものが入ってくる瞬間がきっとやってきます。

「仕事軸・他人軸」ではなく、「自分軸」で生きる

アボカド

自分を守れるのは自分だけ。

自分の人生を変えられるのも自分だけ。

適応障害の究極の原因は「自分軸」で生きられていないこと。

「仕事」や「他人」を軸に生きるのをやめて、「自分」を軸に生きていくことが大切です。

わたしたちがいなくても、意外と、社会はまわります(笑)

会社や他人は、本当の意味では、私たちを守ってくれない。

思い切って、全力で自分を守る選択肢を選んでも大丈夫。

自分の価値観に対し、無理なくいられる場所。

自分らしくいられる場所。

そういう場所に身を置くことが「自分軸」で生きるということです。

<余談>

「好きな場所で、好きな人と、好きなことをする」人生を歩みたい。

そう決めて、わたしは会社員を卒業し、鍼灸師として独立開業を目指すことにしました。

焦らない。自然にやってくるタイミングを待つ

がんばり屋さんのわたしたちって、ついつい、焦っちゃいますよね。

  • 早く元気にならなきゃ
  • これからどうするか決めなきゃ
  • 自分軸探さなきゃ

焦らなくて大丈夫

心とからだがしっかり休まり、気力が戻れば、自然と動き出したくなるタイミングがやってきます

その瞬間を焦らずに待てば大丈夫です^^

最後に:適応障害克服に向けたおすすめの本

自分らしい人生を再び歩き出すタイミング、それは人それぞれです。

なかなかうまくいかないな…という人も大丈夫。

「あ、わたしはまだ充電中なんだ」

そう考える^^

最後に、1冊の本を紹介させてください。

もしかして適応障害?
もしかして適応障害?
・適応障害とはどういうものか
・適応障害発症のしくみ
・適応障害になる人のタイプ
・セルフコントロールの仕方
・自宅安静の過ごし方

このような内容が書かれています。

わたしはこの本を通して、適応障害がどのようなものか知ることで、自分を客観的に捉えられることができました

それまで、急に襲ってくる不安感や得体のしれない焦燥感で、絶望的な気分に陥ることも多かったです。

ですが本書を読み、客観的に自分の状態を捉えることで、自然と冷静になることができました

また、自分の考え方や思い込みが自分自身を苦しめていたことに気づかされ、そういうものから自分を解放することで、肩の力が抜ける感覚がありました。

自宅安静の過ごし方については、3段階に分けて説明してくれています。

1.ダラダラ期
2.活動期
3.復職期

適応障害から回復するまでのプロセスが理解でき、安心して「ダラダラ期」を過ごすことができました。

わたしたちがすぐに生活や考え方に取り入れられる内容が詰まった一冊です。

今苦しい思いをされている方に少しでも寄り添うことができるように、と綴りました。

誰かの心のぬくもりになれますように…

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