基本データ
- 氏名 :Tsukasa(♀)
- 生年 :1987年
- 出身 :西日本
- 職業 :鍼灸学生
- 家族 :夫と2人暮らし
- 特徴 :ショートヘア
- 趣味 :読書・クラシック音楽・散歩・アロマテラピー・お灸
人生のあゆみ
仕事を軸に生きていた会社員時代
子どもの頃から英語が好きで、客室乗務員になることが夢でした。
おっと、首元のヒラヒラスカーフも忘れずに。
キャリーケースを引いて空港内を颯爽と歩き、向かう先は搭乗口。
口角をキュッと上げて、お客様を機内へお迎え。
セルフイメージは完璧。
愛読書は月間エアステージ(航空関係職種の就職情報雑誌)。
憧れの客室乗務員になるべく、語学力を磨こうと地方国立大学に進学、外国語を専攻。
語学留学も経験。
そして、いよいよ就活。
日系の航空会社への就職を目指すも、JALが経営破綻、新卒採用は見送りに。
気合を入れてANAへ応募するも、2次面接後にお祈りメールを受領する結果(泣)
当時はLCCなんてなく、もう客室乗務員にはなれないのだと夢破れ、挫折を味わいました。
気を取り直し、インフラ企業を中心に就活を進めていた中で、物流企業に内定。
挫折を乗り越え、この会社で世界を舞台に活躍したいと期待に胸を膨らませました。
総合職として入社し、これまで営業や海外事業、経営企画などに携わりました。
20代は持ち前の「根拠のない自信」とともに勢いで駆け抜けた。
なんでもできる気がしていたし、実際、仕事もプライベートも充実していた。
ところが。
30代に入ると、風向きが変わりました。
仕事でのやりがいを見失い、目指すキャリアが分からなくなり、人生迷子に。
わたしのやりがいって何なのか。
わたしはどこに向かって働けばいいのか。
長くて暗い、出口の見えない闇のトンネルに迷い込んでしまいました。
苦しくて苦しくて、必死でもがいていました。
なぜこうなってしまったのか。
自分の軸がなかったからです。
仕事を軸に生きてしまっていたからです。
職場という「小さな世界」がわたしの「世界のすべて」になっていました。
この世界にいることも苦しいし、かといって、外の世界に飛び出すのも怖い。
この世界にこれ以上いることはできない、かといって、未知の世界へ行くリスクは負えない。
まさに「八方塞がり」な状況でした。
自分を軸に生きるため会社員卒業
それから自分の人生を見つめ直しました。
自分自身としっかり向き合いました。
わたしはどんな未来をつくりたいんだろう
わたしらしくキャリアを描く方法は何だろう
悩みに悩み、考えに考えました。
頭の中のモヤモヤを言語化し続けました。
すると次第に、自分の中の思い込みや執着に気づきました。
「会社員として組織に所属していること」への執着。
「今まで積み重ねてきたキャリア」への執着。
「今ある人生がわたしの人生」という思い込み。
それでも今、わたしは幸せじゃないじゃないか。
そう気づいたとき、手放す決意ができました。
2021年、会社員を卒業しました。
鍼灸学生としての人生スタート
2021年、キャリアに悩み、心身の不調を抱いているときに東洋医学と出会いました。
その東洋医学のスペシャリストが「鍼灸師」です。
わたしが進むべき道はこれだと思いました。
そして2022年、鍼灸専門学校へ通う学生となりました。
しずかな勇気が連鎖する社会を作りたい。
その連鎖のはじまりになりたい。
それが今のわたしの夢です。
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